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サンフランシスコナゲッツ。ライノ。ナゲッツ。ボックスセット。

サンフランシスコナゲッツというCD4枚組のセットを聴き始めてる。レーベルがライノで、しかもナゲッツブランドで、65年から70年のサンフランシスコ周辺のアーティストを集めたセット。悪いはずがない。私のために作ってくれたようなボックスセット。聴いていて気持ちいいに決まってる。生理的レベルで気持ち良い。

サイケ好きがスタートしたのは、ドアーズでもヴァニラファッジでもなくて、ナゲッツというコンピ盤だった。バンド名すら聴いたこともないようなマイナーバンドが、一風変わっていて実験精神あふれた、生き生きとしたポップでパンクなロックをやっていた。アシッド感やサイケデリックという音楽の雰囲気もこのコンピで知った。今思えば、このコンピが私の音楽の原点なのかもしれない。

サンフランシスコナゲッツもさすがライノ。音楽の匂いが濃厚にする質感のパッケージ。ブックレットの中の写真の鮮度も音質同様素晴らしい。あの時代に一気にトリップする。まだ一枚目の途中までしか聴いてないけど、いいに決まっている。もしかしたらライノのコンピの中でも最高に好きなセットになるかもしれない。

音のいい編集盤といえばライノ盤。音楽ファンが手作り感覚で丁寧に監修し、細かなところまで気を配ったセンスのいいパッケージ、あくまで音楽的な選曲、曲順。そしてなにより、その音質。はっとするような鮮度。そのぴっかぴかの音質はライノのどの盤でも味わうことができる。

実はこのセット、つい先日、下北のディスクユニオンで中古で手に入れたばかり。こういうボックスセットを買ったのはいつ依頼だろうか。覚えていない。一時はボックスセット大好きだったんだけど。

ボックスセットはとりあえずそのアーティストの主要な曲は聴けるし、そのボックスだけでしか聴けない音源が入ってる。つまり、入門編であり、マニア向けでもある。曲数に比して割安だし、廃盤になりやすいので希少価値も上がる可能性がある。というわけで今までもずいぶん買ってきた。

そんなボックスセットの中で、もっとも聴いたのは、たぶんバーズの最初に出たボックス。その次がディランのブートレッグシリーズだろう。特にバーズのボックスは音の鮮度が高くて、とても60年代の録音とは思えないくらい鮮度が高かったのを覚えている。それから未発表曲や未発表ヴァージョンのクオリティの高さ。素晴らしいと今でも思う。最良のマスターテープを探し、それを蘇らせたその音楽に対する愛情と技術的手腕は当時としては郡を抜いていたと思う。

というわけで、久しぶりにボックスセットを聴いている。
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Love

Love
"Love"(1966)
 熱いソウルと冷めた狂気を同時に持つ、そして知的で官能的でもあるアーサーリーの歌は強引さをもって性急に胸に迫ってくる。勢いと力強さをもったソウルフルなガレージフォークロック。新しい何かが始まることを予感させるゾクゾクとするような高揚感を持つアルバム冒頭の"My Little Red Book"は、当時同じエレクトラの新人バンドだったドアーズのファーストアルバムのオープニングトラック"Break On Trough"を想わせるが、リリースはLoveが1年早い。

同種の感覚
The Doors"The Doors"

The Standells

Dirty Water
"Dirty Water"(1966)
 チープなオルガンをフィーチャーしたガレージR&Bバンド。全体にリヴァーブが深めにかけられていて、それがアシッド感をかもし出している。"19th Nervous Breakdown"を取り上げたりダーティーなイメージのヴォーカルなどストーンズからの影響が強い。

The Leaves

theleavesheyjoe
"Hey Joe"(1966)
 深目のリヴァーブ感の中、コーラスとギターが瑞々しく響く。コーラスやコード/メロディのポップな展開はブリティッシュビートグループから、重なりあったギターやコーラスの透明感はバーズからの影響か。タイトルトラック"Hey Joe!"ではキラーギターが荒々しく暴れる。フォーキーでポップなガレージバンドという印象。

The Lollipop Shoppe

"just colour"(1968) 
 LoveとThe Seeds影響下(終始上ずり気味で感情的なヴォーカルはアーサーリーとスカイサクソンの影響大)のフォークロック~アシッドパンクが並ぶが、不協和音を厳かに奏でるストリングスやメランコリックで繊細なメロディもフィーチャーされていてバラエティ豊かでポップな印象。4連ソウルバラッドまで取り上げられている。

同種の感覚
Love
The Seeds

Count Five

Psychotic Reaction
"Psychotic Reaction"(1966)
 同時代のブリティッシュビートバンドのようなポップでキャッチーな側面をもったガレージサイケ。ファズギターのリフが印象的なミディアムアップの曲中で突然アシッドに突っ走る"Psychotic Reaction"が代表作。2曲カバーしているフー(特にヴォーカル)とテキサスサイケバンド(特にギターの音色と効果音)からの影響も大きい。

同種の感覚
The Yardbirds

The Seeds

the seeds aweb of sound
"A Web Of Sound"(1966)
 チープなオルガンと歪んだギターのワンコードのリフとともにスカイサクソンの引きつったヴォーカルが極彩色のアシッドトリップへと誘う。

同種の感覚
13th Flour Elevaters


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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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