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The Who

The Who Sell Out
"Sell Out"(1967)
 マジカルでミステリアスな楽しいサイケデリックトリップ。ラジオジングルが曲間を繋ぎ次から次へとポップな仕掛けが飛び出してくる。随所で顔を出すピートタウンゼントの自由奔放なギターワークとどこまでも破壊的なキースムーンのドラミングにアシッドテイストとシニカルな視線を時折感じる。

同種の感覚
The Move
Frank Zappa
The Rolling Stones"their Satanic Majesties Request"
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The Troggs

"Wild Thing"(1966)
 "Wild Thing"に象徴される野性的で荒々しいガレージサウンド。リフの響き方などにキンクス"You Rearly Got Me"を感じることもあったりする。朴訥として呑気な"Hi Hi Hazel"のような曲が収録されるなどユーモアのセンスもちらほら。いがらっぽいダミ声ヴォーカルもワイルドといよりユーモラス。

The Lollipop Shoppe

"just colour"(1968) 
 LoveとThe Seeds影響下(終始上ずり気味で感情的なヴォーカルはアーサーリーとスカイサクソンの影響大)のフォークロック~アシッドパンクが並ぶが、不協和音を厳かに奏でるストリングスやメランコリックで繊細なメロディもフィーチャーされていてバラエティ豊かでポップな印象。4連ソウルバラッドまで取り上げられている。

同種の感覚
Love
The Seeds

Count Five

Psychotic Reaction
"Psychotic Reaction"(1966)
 同時代のブリティッシュビートバンドのようなポップでキャッチーな側面をもったガレージサイケ。ファズギターのリフが印象的なミディアムアップの曲中で突然アシッドに突っ走る"Psychotic Reaction"が代表作。2曲カバーしているフー(特にヴォーカル)とテキサスサイケバンド(特にギターの音色と効果音)からの影響も大きい。

同種の感覚
The Yardbirds

Otis Redding

The Dock of the Bay
"The Dock Of The Bay"(1968)
 熱のこもったハスキーボイスでもなければ艶のある美声でもない。バンドの演奏は堅実なと表現するよりも無表情で個性に欠けているといったほうが正確かもしれない。ただオーティスの声でなければ、この無骨で不器用で魂のこもったこの声でなければ、そしてこのバンドでなければこの静かな深い悲しみを表現することはできない。音と音の間からさえソウルとしか言い様のない”妖気のようなもの”が発せられている。不器用な愛し方しかできなかった今は亡き父親のことを思い出す時に感じるようなノスタルジーに包まれる。

Procol Harum

A Whiter Shade of Pale
"Procol Harum"(1967)
 力強さと包容力とそして何よりも優しい眼差しを備えたゲイリーブルッカーの声。ハモンドオルガンがノスタルジックに響き、ピアノがポップな色を添える。オープニングの"A Whiter Shade Of Pale"は何度聴いてもセンチメンタルな感情が胸に蘇ってくる。

同種の感覚
「フィールドオブドリームス」
Otis Redding"The Dock of the Bay"



13th Floor Elevaters

Easter Everywhere
"Easter Everywhere"(1967)
 野性味が強烈なファーストから内省的な深みのあるサウンドへシフトした2作目。ミディアム中心のブルージーで情緒的なアシッドサイケデリック。彼らの代名詞的なアシッド効果アイテム”プクプクプクプク”もここでは幾分控えめに響く。ディラン作"Baby Blue"でのロッキーエリクソンはアシッドに浸った”あちら側の世界”から”こちら側の世界”に向けて深い深い悲しみを訴えかけてるよう。空間を彷徨うギターの音色も深い悲しみに満ちている。ニューヨークにはヴェルヴェツがいてロスにはドアーズがいてロンドンのピンクフロイドにはまだシドバレットがいた頃。

The Spencer Davis Group

I'm a Man
"I'm A Man"(1966)
 スティーブウィンウッドの熱いソウルフルなヴォーカルとオルガンをはじめ全ての音が一丸となって胸に迫ってくる"I'm A Man"。ブリティッシュビートと呼ぶには全ての音が熱過ぎる。情熱的なソウルロック。

同種の感覚
Paul Weller"Stanley Road"

The Seeds

the seeds aweb of sound
"A Web Of Sound"(1966)
 チープなオルガンと歪んだギターのワンコードのリフとともにスカイサクソンの引きつったヴォーカルが極彩色のアシッドトリップへと誘う。

同種の感覚
13th Flour Elevaters


Spirit

The Family That Plays Together
"The Family That Plays Together"(1968)
 伸びやかなギターを中心にしたスケールの大きいダイナミックなサイケデリックロック。ピアノやホーンセクションもフィーチャーされ、ジャズからの影響も随所に。全体的に硬質でハードな印象。

同種の感覚
SRC

Tim Buckley

Tim Buckley / Goodbye & Hello
"Goodbye And Hello"
 自由に彷徨う繊細で伸びやかなティムバックリーの歌声は常に優しい眼差しをもって語りかけてくる。アコースティックギターとパーカッション中心の穏やかさの中にさり気なくアシッドが迷い込んでくる。

Aorta

Aorta
"Aorta"(1968)
 メロディアスでシンフォニックな曲が次から次へと連なるコラージュアシッドサイケ。ギターとオルガンの響きがドラマティック。様々な効果音が曲間に仕掛けられている。スタジオギミックも多用。

同種の感覚
Vanilla Fudge

It's A Beautifle Day

It's a Beautiful Day
"It's A Beautifle Day"(1969)
 力強くおおらかなサウンド。繊細で美しいメロディー。男女のヴォーカルハーモニーやバイオリンは神聖なイメージをも喚起させる。全体的に心地良い浮遊感が漂うが、歪んだギターが突然割り込んでくる破壊的なブルースロック"Wasted Union Blues"や目紛しく展開する実験的なアシッドロック"Time Is"などがアルバムに不穏な空気を加えている。
 

The Sopwith Camel

The Sopwith Camel
"The Sopwith Camel"(1967)
 フォーク~カントリー系のフォーキーで素朴な演奏、そして優しく語りかけるようなヴォーカルはすぐそこで演奏してるような錯覚さえ覚える。メロディアスでポップな曲の中にほんの少しだけアシッドが足されている。

同種の感覚
The Kinks"Muswell Hillbillies"

Colours

"colours"(1968)
 曲調もギターの音色もコーラスやストリングスやシタールの使い方も同時代のビートルズの影響が色濃い。穏やかなアシッド感がアメリカ産サイケデリアを感じさせる。

Dreams And Illusions"

"dreams and illusions" (1967)
 ストリングスとホーンセクションが上品にアレンジされたニューソウルテイストのドリーミーなソフトロック。ヴォーカルもコラージュされたサイケデリックな様々な効果音も上品。ただギターのみ本格的な(?)サイケデリックな音で鳴っている。

The Beacon Street Union

beacon street union eyes of

"The Eyes Of The Beacon Street Union"(1968)
 時にはユーモラス、時にはシリアス。ガレージサイケ、ハードサイケ、ポップサイケ、アシッドサイケ、お遊び的なロックンロール、スローブルース…と曲毎に表情が変化するが、曲中での変化も目まぐるしい。コラージュ感覚で構成されたサイケデリックアルバム。


SRC

Milestones
"Milestones"(1969)
 艶のあるロングトーンのギターが洗練された美しいメロディーを奏でる。ヴォーカルが優しく諭すように語りかけてくる。ハードな曲もポップな曲も全てが叙情的。メランコリックなサイケデリックロックアルバム。

Jefferson Airplane

After Bathing at Baxter's
"After Bathing At Baxter's"(1967)
 政治的なメッセージ色同様にアシッド感濃厚。ヘヴィーでシリアスなトータルコンセプトアルバム。目の前に迫ってくるようなファズギターが強烈。空間を行き来する音はアシッドそのもの。悩天気なラブ&ピースムードは皆無。

Status Quo

status quo

"Messages From The Status Quo"(1968)
 ミディアムテンポのメロデイアスな楽曲の中にコーラス、ギター、オルガン、効果音が目一杯詰め込まれた遊び心満載のカラフルなポップサイケ。引きつった金切り音のようなギターリフがアルバムの冒頭と最後に飛び出してくるが、全体を通して随所にフィーチャーされており、ポップで楽しい雰囲気の中に不穏な空気をかもし出している。

同種の感覚
The Move
XTC"Oranges And Lemons"

Tripsichord

tripsichord

"Tripsichord"
 ジャズやブルース、カントリーの要素を曲毎に取り入れたルーツ志向の強い楽曲、クリームやサイケ期のフーを思わせるカラフルでポップな楽曲、そしてジェファーソンエアプレインタイプの幻想的でスケールの大きなフォーキーなサイケデリックロック、グルーヴィーなオルガンをフィーチャーした曲、シンフォニックな響きを持った曲などが混在するが、アルバムを通してウエストコーストサイケ特有の明るさと浮遊感を持つ。不思議な統一感のあるアルバム。

同種の感覚
Grateful Dead
Jefferson Airplane

Quick Siler Messenger Service

Quicksilver Messenger Service
"Quick Siler Messenger Service"
 繊細なギターアンサンブルがストリングスと共に詩情豊かで穏やかなおとぎ話的世界を創り出す"The Fool"の存在感が大きい。マイナー調でキャッチーなガレージ風味の他の楽曲もサウンドの前面に置かれた硬質なギターが支配する。

Bob Dylan

John Wesley Harding
"John Wesley Harding"
 素敵なメロディーを持った曲が並ぶカントリーフォークロック。軽やかで素朴な味わいが心地良い。彼のアルバムの中では気軽にレコードラックから取り出してリラックスして聴ける一枚だが、ボーカルとハーモニカの説得力は変わらず凄い。

Miles Davis

Kind of Blue
"Kind Of Blue"
 緊張感溢れる厳かで崇高なアンサンブル。抑制された感情表現が逆に静かな深い悲しみを強く喚起する。

同種の感覚
Al Kooper"Super Session"

ストーンズ来日と中山智保子

今回の来日はどうして"Start Me Up"ばかり選曲されるのだろう、とか、初来日時のPaint It Black~2000光年~Gimmie Shelter~Sympathy For The Devilの流れがよかったな、とか、でもファンの間ではあんまり評価は高くなかったな、とか思いながらJ-WAVEをなんとなく聴いているとナビゲーターの中山智保子さんの番組が今回で終了するという。彼女の経験と行動力を伴ったエンタテインメントに関する豊富な知識と、そしてそれを必要以上に見せびらかさないスタンスにいつも好感と親しみを感じていた。中山智保子という名前がラジオから聞こえるといつのまにかいつもより少しだけ多く注意をはらって聴いていたような気がする。

彼女の”最終回”から聞こえてきたのも"Start Me Up"だったが、彼女が今回の来日公演で演奏されたストーンズの代表曲としてあげていたのは"Gimmie Shelter"と"Sympathy For The Devil"であり、ただそれだけのことで少し嬉しくなった。偶然でしかないが、こんなちょっとした幻想を抱かせるのがラジオというメディアの良さであり、ナビゲーターの質が問われる部分だと思う。

The Fire Escape

the fire escape phycotic reaction

"Psycotic Reaction"
 アシッド感の強いガレージサイケ。チープなオルガンのグルーヴが怪し気でもありポップでもある。ヤードバーズ(ギターリフをコラージュしたサイケなインスト)、13thフロアーエレベーターズ(ヴォーカルはロッキーエリクソンを感じさせる瞬間あり)、フーのカバーを収録。

同種の感覚
13th Floor Elevaters

Affinity

Affinity
"Affinity"(1970)
 ジャズやトラッドの香りが高貴な味わいを加えるグルーヴィーなオルガンロック。夢心地な浮遊感も少々。休日の午後の紅茶が似合う。

Love Sculpture

Forms & Feelings
"Forms And Feelings"(1969)
 クラシシカルなメロディを取り入れたドラマティックでシンフォニックなアートロック。"Why(How-Now)"をはじめ、ストリングスと凶暴なギターとサイケデリックなコーラス、そして怪し気な効果音が渾沌とした音宇宙を作っているが、そんな中でB面冒頭に置かれたオーソドックスで活気溢れるブルースロック"You Can't Catch Me"、ポップなメロディーを持ったジェントルなフォークロック調の"People People"がさりげなくおかれている。デイブエドモンズ在籍。

同種の感覚
E.L.O.(初期)

The Rolling Stones

Get Yer Ya Yas Out
"Get Yer Ya-Ya's Out!"(1970)
 ダークで退廃的で危険なムードでつつまれた1969年のローリングストーンズ。猥雑な雰囲気のオーディエンスノイズから何気ないギターカッティングで始まりさりげなく高揚していきルーズに終演をむかえる。ミックテイラーとイアンスチュワートがモノトーンの演奏に色彩を加える。1969年という時代性を強く感じるロックンロール。

同種の感覚
Velvet Underground

Fleetwood Mac

Then Play On
"Then Play On"(1969)
 繊細で艶があり、鋭角的なピーターグリーンのギターがとにかく素晴らしい。カントリーブルース調から重くて攻撃的なブルースロック調、美しいメロディーの幻想的な曲までバラエティに富んでいるが、アルバムとしての流れもスムーズで統一感もある。

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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