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1979年のロック決定盤。どうしてパンクは無視されたのか。

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ロック関係の本を読むことがロックを聴くことと同じくらい好きだった。今でも結構好きだけどロックに関する知識が乏しかった時代には何度も繰り返し読んでいてかなり影響も受けていたと思う。初めて買ったロックの本はこの「ロック決定盤」という北中正和氏、かまち潤氏の共著。表紙はクイーン。1979年12月1日が初版で手元にあるのは第4版の1982年4月20日のもので、ということは中学生のころに買ったものということになる。1965年から1977年までにリリースされたものの中からアルバムが100枚と2つのイベントを記録したもの(「ウッドストック」とジョージハリスンの「バングラデシュ」)が選ばれている。

久し振りにペラペラとページをめくってみると、時代が変われば過去のアルバムに対する評価も変わっていることがわかって面白い。

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The Posies "Frosting On The Beater"

Frosting on the Beater
"Frosting On The Beater" (1993)

甘酸っぱくてグッとくる瞬間とほろ苦い瞬間が多発するメロディと60年代風ハーモニー。ざらついていて金属的なひんやり感のあるクールで凶暴なディストーションギターサウンド。この時代特有の陰鬱な表情も。ヴォーカルの音像が不自然なくらい前に置かれていてコーラスの心地よさを直接的に感じることができる。60年代70年代英米のあのバンドやあのバンドやあのバンドが頭をよぎるがそんなことはどうでもよくなってしまうくらいグッとくる。甘くなりすぎずにピリっとした刺激的な辛さをもってるのはプロデューサー、ドンフレミングの仕業か。狂暴だけどクールで爽快。この時代特有のパワーポップ。

"Metal Folk Protest"とは"Punk"のことなのか。二ールヤングの新作をめぐる妄想。

またしても二ールヤングの先日リリースされたばかりの"Living With War"のこと。リリース前の二ールヤング本人のことば"Metal Folk Protest"の意味を最近ずっと探っていてウヌニコさんのことば(5/21のNeil Young "Living With War"の記事のコメント参照)”エレギでフォークスピリッツ”。フォークスピリッツをもったエレクトリックロックサウンドのことなのだ!と自分の中では勝手に解釈。解決。納得。

だけどこれって"Punk"ということなんじゃないのかな。

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Vanilla Fudge "Vanilla Fudge"

Vanilla Fudge
"Vanilla Fudge" (1967)

幻想的で野性的なアシッドサイケデリックシンフォニー。
"Ticket To Ride"
"People Get Ready"
"You Keep Me Hanging On"
"Eleanor Rigby"
などの有名曲の情緒的な部分を
サイケデリックにシンフォニッックにシュールに拡大解釈。
攻撃的なドラムが自由度の高いベースが
激情の塊のようなハモンドが
サイケデリックなフレーズが次から次へと溢れだすギターが
それぞれ巨大なエネルギーをもち
アシッドテイストと憂いが溢れ出すヴォーカルとともに
お互いを挑発しながらゆったりとした
そして渾沌とした波の中で昇りつめていく。
詩的な情緒と原始的なエネルギー。
全てが幻の中の出来事のような非現実感。
シュールな感覚。幻想的な夢の中にいる感覚。
サイケデリックロック。アシッドロック。
後にプログレッシヴロックと呼ばれる種の音楽の原点。

Al Kooper "Act Like Nothing's Wrong"

Act Like Nothing's Wrong
"Act Like Nothing's Wrong" (1976)

憧れを音にしたようなメロウなソウルミュージック。いつものプログレッシヴな音創りは控えめながらシンセやそしてストリングスやホーンセクションをさり気なく心地よく配したソウルサウンド。アルバムはスタジオ内のやり取りから始まる。大好きはソウルミュージックをリラックスして心の底から楽しんでる風景。

ここでもアルクーパーのうたはありのままの姿をさらけ出す。弱さを感じる声だからいつもすぐそばにいてくれる感覚。うまく歌おうとしたうまい歌には感心はするけど感動することはあまりなくて、でもアルクーパーのように弱さを隠そうとしない、ありのままの感情をさらけ出したまるはだかのうたには強い感動をおぼえてしまう。しかもいつも気さくだから気軽にターンテーブルにのせられる。そしていつも気さくにアルクーパーはこちらに微笑んでくれる。やわらかく包み込んでくれる。

そしていつもこちら側にいてくれる。

Creedence Clearwater Revival "Creedence Clearwater Revival"

スージー・Q
"Creedence Clearwater Revival" (1968)

どろどろとした情念が宿る濃厚なブルース。そして時代のマジックにかかったサイケデリック。ブルースの中にはそもそもサイケデリックの種が植え付けられていたことに改めて気付かされる。ブルースの情念が渦巻く深い森の闇の中の奥へ奥へとまるで何かにとりつかれたようにひたすらワンフレーズで突き進んでいく。"Suzie Q"を聴いているといつもそんなことを想う。

絵文字と顔文字と正しい日本語

絵文字とか顔文字の意味がいまだ理解できないでいる。

ただその新しいことば(?)はもうすでにネット上では確実に市民権を得てることを強く実感する。冷たくなりがちなネット上の文章表現を柔らかくしたり微妙なニュアンスを表現したりしてるようにも思える。

これはもしかしたら日本語史上画期的な発明なのかもしれない。

絵文字とか顔文字が例えば辞書とか広辞苑にのって小学生の学習指導要項にも加わって漢字ドリル同様に”顔文字・絵文字ドリル”なるものが宿題に出されるようになって期末試験には「この顔文字に込められた筆者の感情を30字以内で答えよ(但し顔文字は使用不可)」のような試験が出題されるようになる日は来るのだろうか。

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J Mascis "Live At CBGB's"

Live Acoustic at Cbgb's
"Live At CBGB's" (2006)

1993年12月、ニューヨークCBGBでのJマスキスひとりのアコースティックパフォーマンス。いくぶんリラックスした雰囲気はあるがいつもの轟音エレクトリックギターサウンドと本質的には何も変わらない。初めてのアコースティックライブということもあり、弾き語りならではのリアレンジもされず、エレクトリックギターがそのままアコースティックギターに置き換えられだけ。おそらく曲が出来た瞬間はこんな感じなんだろうなと楽しい想像もさせてくれる。ダイナソーJRの曲というのは基本はアコースティックギター弾き語りに肉付けされただけのものだということがよくわかる。もともと轟音など必要ないのかも知れない。ここには足りないものなど何もない。

同種の感覚
Neil Young

小沢一郎氏はおしいと思う。

どうして小沢一郎氏は
衆院本会議に出席しない理由を
世論の反発を受けるに決まっているような
「自らの病気のため」
ということにして記者団に発表したんだろう。

わからない。

それに

おしい。本当におしいと思う。

小沢VS小泉も面白いけど
小沢vs福田のほうがもっと面白くなるはず。
弱い方が有利になればなるほど
面白くなるに決まっている。
面白くなればおのずと政治も変わる。

The Flaming Lips "At War With The Mystics"

アット・ウォー・ウィズ・ザ・ミスティックス
"At War With The Mystics" (2006)

叙情的で美しいメロディーと純朴な歌。
ドリーミーでカラフルで奇妙なサイケデリックサウンド。
遊び心と毒気とシリアスなメッセージ。
デジタル感覚とアコースティック感覚。
全てを包み込むスケールの大きい至福の音宇宙。
ブライアンウィルソン~プリンス~Pファンク~
ピンクフロイド~スーパーファーリーアニマルズ~
時代とジャンルを超えて軽快にステップを踏む
愛と冒険に満ちたマジカルミステリーポップワールド。

Neil Young

Living with War
"Living With War" (2006)

ニールヤングはすぐに出したかったんだと思う。
思ったことをすぐに発信したかったんだと思う。
すぐに出すことが重要だったんだと思う。
曲が出来たばかりの初々しい輝きを損なうことなく
出来る限りそのままの状態で出したかったんだと思う。

シンプルでストレートで明解なメッセージをもった
シンプルでストレートで明解な曲を
シンプルにストレートに明解に演奏したものを
殆ど手を加えずそのままの状態で記録したアルバム。

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ニールヤングをめぐる冒険。いったい俺は何をやってるんだろう…。

下北沢のディスクユニオンでついに二ールヤングのニューアルバム「Living With War」と出逢うことができた。思えば今月はじめからニールヤングと出逢うことだけのために何度レコード屋に通ったことか。なんだか感慨深いものがある。しかもたった1枚しか在庫がない。あわてて手に取る。
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ただすぐにはレジには行かない。もちろん中古アナログ盤新入荷コーナーに向かう。嬉しい出会いのあった時は必ず気持ちが大きくなってあれもこれもと買ってしまう。ブライアンオーガーの持っていない盤とナイスのファーストが安かったので引き抜く。そして二ールヤングと一緒にレジへ…ちょっと待てよ…新譜はレコファンの方がかなり安いはず…でもディスクユニオンもレコファンも閉店間近。レコファンに行ってみて在庫がなければそれは今日の二ールヤングとの出逢いは幻となってしまうことを意味する…少し迷うが二ールヤングは棚にもどし中古アナログ盤2枚のみ持ってレジへ…そしてレコファンヘ走る…小雨の中を走る。レコファンまでは普通に歩くと5分くらいはかかってしまう。俺はこの年になっていったい何をやってるんだろう…とにかく走る…そして

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Pedro The Lion

Control
"Control" (2004)

本当に泣いてしまう。
ローファイ感覚でレコーディングされた
血の通ったベーシックなロックサウンド。
ミドル~スローの深みのある演奏。
音のひとつひとつに確かに血が通っている。
血が通ってるから感情が溢れ出す。
心象風景そのままを表現したような内省的な歌。
大きめのバランスでどたばたと暴れるドラムや
思わず力の入るギターは
やり場の見つからない感情の
もって行き場を探してるかのよう。
哀愁と言う言葉が軽く感じられるほどのリアリティ。
本当の哀しみを味わった人間じゃないと出せない音がある。
そして深い哀しみを知ってるからこその優しさがある。

とても個人的なこと
あるレコーディングセッションでお世話になった
あるエンジニアがこのアルバムをよくかけていた。
ちょうど同時期に下北沢のシェルターというライブハウスの
あるスタッフがこのアルバムをかけていた。
Pedro The Lionはこのふたりに教えられた。
だからこのアルバムを聴くたびに
そのふたつの情景が鮮明に心に蘇る。

同種の感覚
Dinosaur Jr.
Sebado
Neil Young

Phish

Undermind
"Undermind" (2004)

不吉で悲しい短編童話のようなちょっとしたイントロダクション"Scents And Subtle Sounds(Intro)"。リトルフィート風ミドルテンポのファンクナンバー"Undermind"は重くて粘っこいグルーヴを持ちながら余計な力を一切省いた自然体のひょうひょうとしたヴォーカルがのることにより不思議な浮遊感をもつことになる。爽やかな風を感じるカントリー風味のアメリカンロック"The Conection"。左のスピーカーから終始鳴き続けるワウギターとそれに呼応する右からのピアノのアンサンブル、そして空間を浮遊するヴォーカルがシュールなイメージを喚起するジャジーなスペイシーサイケデリア"A Song I Heard The Ocean Sing"。人間味を感じるソウルフルなピアノとオルガンをフィーチャーした温かなソウルバラッド"Army Of One"。未来への希望という言葉をついつい思い浮かべてしまう明るく前向きなアメリカンロック"Crowd Control"。暗黒のフリーキージャムセッション"Maggie's Revenge"。軽快なリズムにメロディアスな歌が乗っていく少しセンチメンタルでキュートなポップソング"Nothing"。ストリングスが描いた情景が緩やかに静かに穏やかに移り行く優しい、とても優しい"Secret Smile"。ノベルティーソングのようなアカペラドゥーワップ"Grind"で幕を引くところがとても彼ららしい。

アメリカンルーツミュージックを存分に感じさせながらこのリズム感覚とこの音像はまぎれもなく2000年代以降の音。ジャンルも時代も身軽に行き来するまったく自由奔放なバンドだった。

Black Rebel Motorcycle Club

ハウル(期間限定)
"Howl" (2005)

アコースティックブルースとトラディショナルフォークがベース。まるで協会で演奏されているような神聖な雰囲気。そして怪しい危ない雰囲気。ガラガラ声の強面のヴォーカル。悪魔を憐れむようなアコースティックギターとブルースハープ。オルガンとピアノが温かな色彩を加え同時にポップ感をかもし出す。と同時に歌もメロディーも優しくなり包容力も持ちはじめる。趣きのある重たいリズムが二ールヤングを想わせたり内に秘めた熱がU2を想わせたりもする。シリアスで神聖なモノトーンのロックアルバム。そしてこれは彼らにとってのゴスペルミュージックでありソウルミュージックでもあるはずだ。

人間のように寝る。

うちのモーティーは
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自分が犬だということを

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お好み焼き多べ放題。最近のロックアルバムの音圧。

吉祥寺にお好み焼き食べ放題のお店があるというので行ってみた。「月島もんじゃムーの子孫」という良くわからないネーミングのお店。
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ディスクユニオンのすぐ側。伊勢丹の並びにある。ちなみにここのディスクユニオンの看板は写真手前からキングクリムゾン、ヴェルヴェットアンダーグラウンド、ファンカデリック、クラッシュの順でアルバムジャケットがかかげられていてその絶妙な選択がなかなかいい。

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Primal Scream

Screamadelica
"Screamadelica" (1991)

快楽主義。楽観主義。
アシッドハウスの洗礼を受けて
新種のサイケデリックロックが誕生。
「悪魔を憐れむ歌」の幻影。
ダンスフロアーがメインステージになる。
頭をからっぽにして手を上に差し出して
ただただ踊ればいい。それだけでいい。
現実から逃げて快楽を徹底的に享受すればいい。
セカンドサマーオブラブ時代のゴスペルミュージック。

吉祥寺には行列の存在する歩道がある。

吉祥寺には行列の存在する歩道がある。ディスクユニオンのすぐ近くなので吉祥寺に行くたびにこの行列に遭遇する。もうこの風景の中にこの行列がないと違和感を感じるくらいに
なくてはならないものになっている。この歩道の中心付近は歩く為にある歩道ではなくて並ぶための歩道になっている。

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僕はこの行列に参加したことはないし参加したいと思ったこともない。これからもないだろうと思う。ただこの光景は嫌いではないし、この行列の目的地からはいつもいい匂いがする。もう匂いと一緒にこの行列は吉祥寺のこの場所に完全に固定されている。

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Nirvana

MTV Unplugged in New York
"MTV Unplugged In New York" (1994)

ヴァースコーラスヴァースのシンプルな構成の中でこれだけの豊かなメロディーと感情を込めることができる。優れた曲と優れた歌があれば他に余計なものは何も要らない。感情とともに敏感に揺れる美しい透明感のある演奏。音が鳴りはじめると徐々に緊張した空気の濃度が増してくる。リラックスムードの中に霊気のようなものがスっと忍び込んでくる。

本来このような形で演奏されるべきなのではないかと思わせるくらい曲そのものの良さが浮き彫りになる"About A Girl"、そして"Come As You Are"。アコーディオンとチェロの音色が温かいヴァセリンズの"Jesus Doesn't Want Me For A Sunbeam"はルーツロックへの接近という未来への想像も悲しく膨らむ。そして咳き払いの後エレクトリックギターが突然鳴き始めるデヴィッドボウイの"The Man Who Sold The World"は音程の揺れる危う気なギターソロもダウナー気味で微妙に震える歌も感情の揺れがそのままのかたちで出てるようで。痛々しい程感情が剥き出しになる。ラストの"Where Did You Sleep Last Night"はオクターブ上がったところでの悲痛な叫び。決して誰にも届くことのない何かをうったえる悲痛な叫び。

欲しいものが多すぎる時はいつも何も買わない。ニールヤングの"METAL"とネット上での情報混乱。

たぶんまだ出てないだろうなと思いながらももしかしたらと思ってたまたま用事のあった下北沢と渋谷のレコファン(なぜかレコファンだった...昨日は)に行ってみたけどやっぱりまだだった。ニールヤングの「Living With War」。もうネット上での試聴とかダウンロードでのリリースはされてはいるけど、やはり自分にとって特別なアーティストの特別なアルバムになりそうな予感のあるアルバムは最初に聴くときはCDで(アナログも同時に出てたらアナログ盤で)それなりの音量でじっくりと聴きたい。

ただレコード店に行くと他のCDにも当然目はいき、下北でも渋谷でも店内でかかっていたレッチリもまだ買ってないフレーミングリップス(ちょっとだけ試聴したら甘いフワフワサイケ路線を続行中?タイトルに"War"という言葉が入ってることに今更気付く)や出てるの知らなかったスプリングスティーン(これは試聴できなかった)の新譜やパールジャムの新譜(ちょっと試聴したら...すごく肩に力が入っていて...これもじっくり聴いてみたい)も気になる。他にも気になるのが多数目に付く...気になるアルバムが多すぎる時は一枚も購入せずお店を出てくることが多くて、昨日もそんな感じだった。

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The The

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"Dusk" (1993)

コラージュされた聴衆への強烈なアジテーションから歪んだアコースティックブルースへとなだれ込む。マットジョンソンの心の奥底から噴出する世界(地球)への深い想い。嘆き。怒り。そして愛。魂と呼ぶにはあまりに生々しい悲愴感すら漂うマットジョンソンのパーソナルブルース。哀しみは光のない深海の奥底のように深い。

「いったいこの世界(地球)はどこへ向かっているんだ」と世界(地球)の未来を憂い「もし世界(地球)を変えることができないなら自分(達)を変えるしかない」と繰り返した後、たった一度だけ「もし自分(達)を変えることができないなら世界(地球)を変えるしかない」と呟く。

地球を破壊していく人類のブルースでもあり
人間の世界の中での革命のブルースでもある。

Pixies

Trompe Le Monde
"Trompe Le Monde" (1991)

狂暴でギラギラしたギターサウンドの中には毒気と茶目っ気満載のユーモアのセンスとポップなメロディーセンスをたっぷりと感じる。60年代的ノスタルジーと攻撃的なハードコアがここではごく自然に解け合う。たとえ絶叫しようが愛嬌さえ感じるブラックフランシスのヴォーカルとギターフレーズ。キムディールの醒めた視線。目紛しく軽快に展開していく曲想。余韻に浸る間もなく次から次へと曲が連なっていきこのシュールなロックンロールの世界にトリップしていく。

Sonic Youth

Goo
"Goo" (1990)

金属的なギターノイズの残響音が冷たく美しく響く。
緊張感と危険な香りを常に発散させながら。
醒めた狂気と文学的な情緒。アヴァンギャルドでポップ。
モノトーンの無声映画の中の衰退した地方工業都市の風景。
クールに高揚していくパンキッシュなロックンロール。
ニールヤング&クレイジーホースとの全米ツアー。
湾岸戦争。

Edward Ball

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"Cathoric Education" (1996)

アコースティックギターと
エドワードボールのナイーヴな歌を中心に
ストリングスやホーンや
サイケデリック効果音が優しく厳かに包み込んだり
コーラスやピアノやブルースハープが哀愁味を加えたり。
繊細で美しいメロディ-。
神聖で透き通った心情を切々と独白するような歌が
あまりに赤裸々で無防備だから。
だから側にいてくれてる感覚。

Paul Westerberg

14 Songs
"14 Songs" (1993)

オルタナティヴの源流から
全速力で突っ走って来たからこそ
自然とにじみ出る哀愁と
そして初期衝動時からなんら変わることのない
猥雑さと節操感をもった
ポールウェスターバーグの歌。
ダウンタウン郊外に夕陽が差し込んでくる情景。
アコースティックギターもエレクトリックギターも
極々パーソナルなレベルで鳴らされる。
とても静かで同時にとてもラウドな
そして日常を叙情的な文体で綴った
連作短編私小説集のようなロックンロールアルバム。

同種の感覚
The Replacements "Don't Tell A Soul"
Replacements "All Shook Down"
Johnny Thunders "So Alone"

渋谷の裏側。

街の景観を著しく損ない交通渋滞を助長するだけで
特定個人特定団体の利益のためにしか存在理由のない
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こんな慢性的な道路工事など一刻も早く全てやめてしまって

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CDの整理。空のCDケース。

CDのプラケースはかさばるので
フラッシュディスクランチのCDケースを
利用している。
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>>フラッシュディスクランチ

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Orwell

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"Des Lendemains" (2001)

60年代ソフトロックの夢見心地で繊細なオーケストレーション、70年代シンガーソングライターと80年代ネオアコースティックの甘酸っぱくて青くて淡いメロディーラインとアコースティック感覚、90年代以降のラウンジ感覚、そしてもちろんフレンチポップスの香りをまじえつつ、すべてが涼し気にブレンドされる。ブライアンウィルソンとその子供達が夢見たポップの桃源郷を夢見るアーティストが21世紀にもいる。フランスに。

My Bloody Valentine

Loveless
"Loveless" (1991)

感情豊かなノイズギターで構成された壮大なシンフォニー。その中から感情を押し殺したような無機質な、そしてだからこそ透明で美しいヴォーカルがフワっと浮かび上がってきたその瞬間、甘美な幻影が目の前にフワっと現れる。と同時に心と体がフワっと軽くなる。そして再びノイズシンフォニーに飲み込まれるように落ちていく。ゆっくりとゆっくりとグルーヴにゆられながらゆっくりと落ちていく。心地良く眠りに落ちていくように。

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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