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中古アナログレコードの楽しみ。下北沢のフラッシュディスクランチ。

下北沢に行ったらほぼフラッシュディスクランチという中古アナログ専門店に行く。ここで購入したアナログレコードはたぶん家にあるレコードの3割くらいになるかもしれない。このフラッシュディスクランチでは常に大音量でアナログレコードがかかっている。もう傷とかノイズとかおかまいなしで元気よく鳴っている。店内の中古レコードもほぼアメリカ盤でジャケットとかに書き込みがあったりよごれてたり、なんかアメリカンで適当な感じがとてもいい。まるでアメリカの中古屋みたいな雰囲気。アメリカの中古屋に行ったことないけど。店長さんも気さくでアメリカンな感じでとてもいい。今日も「明日アメリカから大量に届くからよろしく」なんて声かけられた。

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Iron Butterfly "In-A-Gadda-Da-Vida"

In-A-Gadda-Da-Vida
"In-A-Gadda-Da-Vida" (1968)

きらびやかでクラシカルだけど、チープなところがとてもいい味を出してるキーボードが印象的。とても古典的なポピュラーミュージックのようなメロディーと、シュールに思えるほどの生真面目なボーカルスタイル。それにサイケデリックど真ん中をいくギターが入ってくる。不器用でぎこちなくて大雑把なアレンジで、だからこそ何をしでかすか解らない怖さがある。そしてどうしても思い浮かべてしまうベトナム戦争。狂気の時代。サイケデリックなキーボードとギターを伴って不吉なリフレインが繰り返される。そして神聖な祈り。狂気の暗闇の中を根拠のない勇気を持って突き進んで行くような、そんな"In-A-Gadda-Da-Vida"を聴いて彼らは何を想ったか。

行って後悔するより行かなくて後悔するほうが確実に辛い。2001年のフジロック。

2001年のフジロック。ニールヤングをグリーンステージで体験できた。夏フェスシーズンになると毎年想い出す。その年のその日はどうしても抜けられない仕事があって、本来なら行けないはずだった。その仕事が当日キャンセルになったのは1時か2時くらい。その日はフジロック、そしてニールヤングがトリで出ることになっている。今からなら間に合う。チケットも駐車券も持っていない。行けばなんとかなる。地図も何も持たず、とりあえず現金とニールヤングのCDをもって車で苗場に向かう。地図がなくてもこの国の高速道路は親切なので目的地にたどり着ける。苗場は新潟、新潟なら関越、そのくらいの知識でたどりつくことが出来る。そしてたどり着いた。車は適当に駐車。チケットもなんとか手に入れた。そしてグリーンステージに向かう。

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音楽雑誌。

「編集長!この新人凄いです!今月これプッシュしませんか。」「で、広告は?」「広告って…今編集方針の話をしてるんですけど…」「だから広告はいくらもらえるの?」「広告の話はまだしてないです…」「お前なぁ、広告の話しないで音楽誌の編集者が勤まると思ってるのか。」「だけど広告もらえなくてもこの新人凄いですよ!絶対話題になりますよ!」「話題になったとして何部売れるの、うちの雑誌。」「それは…。」「レコードメーカーもプッシュしてるんだよな。」「それはもちろんプッシュしてますよ。とても熱いプロモーション受けましたよ。」「だから熱いプロモーションを受けたんだったら、その時かえす刀で、広告お願いできますか、ってどうして聞けないんだよ。」「だって純粋にいいと思ったし、広告あるなしにかかわらず取り上げるべきだと思うんですよ。」

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紙ジャケ。

「部長!また紙ジャケですか。」「またとはなんだ、またとは。」「だってつい3年前再発盤出したしたばかりですよ。」「紙ジャケは海外の許諾もすぐおりるし利益率も高い。それに何より売上が読みやすいから出すの楽なんだよ。」「どうして売上が読みやすいんですか。」「そんなこともわからんのか。それは3年に一回同じ人が買ってるからだよ。」「それじゃあなおさら、ただ紙ジャケにするのじゃなくて、ボーナストラックつけるとかリマスタリングするとか、何か音そのものを変えないと再発する意味ないじゃないですか。」「紙ジャケそのものに価値があるんだよ。プラモデルと同じでミニチュアの良さがわからないのか。それに音など誰も聴いていない。中身のCDなしでもいいくらいだ。」「でもプラモデルって現物が手に入らないから、その現物に対する憧れを手元におきたいっていう願望があるから価値があるんじゃないですか。現物は中古のレコードで安く手に入るじゃないですか。違いますか?」

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最高傑作をつくる可能性。ロックと他ジャンルとの違い。

ニールヤングのニューアルバムの音楽専門誌の評価はどんなものかなと思い、ミュージックマガジンを立ち読みしてると、岡村詩野さんの「どの時代よりも今のニールヤングが好きだ」という一文を目にして少しだけ嬉しくなる。それからページをパラパラめくるとポールウェラーのライブアルバム評のところで、「前回の来日公演は過去最高」「今のポールウェラーは充実している」などということが書かれてあった。

90%のアーティストはファーストアルバムが最高傑作で、9%のアーティストがセカンドアルバムで、そして残りの1%のアーティストが3枚目以降だと思っている。根拠は単純で、1枚だけアルバムを残して消えていくアーティストが圧倒的に多いから。そして、ファーストアルバムはそれまでの人生の中でのベスト作を収録できるから。だからこそベテランアーティストが素晴らしい作品を発表し続けることは、単純に凄いことだと思う。

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The Stone Roses "The Stone Roses"

The Stone Roses
"The Stone Roses" (1989)

弱々しくて、そしてたどたどしさすら感じる歌とギターが、キラキラ輝くメロディを次々と奏でる。これでもかというくらい続々とキラキラ輝くメロディが奏でられていく。ギターのフィードバックによる音響効果や温度感を感じる四つ打ちのリズムが特徴的なバンドサウンドが、危う気に崩れる寸前のギリギリのところで微妙にバランスを保っている。新鮮でありノスタルジックでもあり、そしてクライマックスの"This Is The One"から"I Am The Resurrection"などは力強さすら感じるようになってくる。最後には知らず知らず身をゆだねてしまうし、知らず知らずのうちに高揚していく。何か事が起きそうな空気感があった。あの頃。

三鷹台のマンション。10年前の生活。

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吉祥寺まで自転車で行くときは、まず三鷹台駅前の道路に出て、その道路を三鷹台の駅に向かって下って行く。下りきったところが三鷹台の駅。そこを左に曲がってすぐ左手に、10年ほど前に住んでいたマンションが見える。三鷹台駅徒歩1分のマンション。コンクリート打ちっぱなしの頑丈なデザイナーズマンション。吉祥寺に自転車で行くとき、必ずこのマンションを見ることになる。今とは全く違う生活がそこにはあったけれど、感慨にひたったことも思い出にひたるようなことも一度も無い。

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Grateful Dead "American Beauty"

American Beauty
"American Beauty"(1970)

とても繊細。とても静か。柔らかくてやさしい音。緩やかに漂っていくようなメロディ。アコースティックなカントリーロック。ポップなコーラスのフレーズ。ゴスペル。心地いいんだけど何度聴いても全て理解することができないような。なんだか曲の裏側に潜む意味を考えてしまう。ジェリーガルシアはこの時何を考えていたんだろうか。何を見ていたんだろうか。普通のレイドバックした演奏とは違う何か霊的なものを感じてしまう。

King Crimson "Earthbound"

Earthbound
"Earthbound" (1972)

当時のテープレコーダーでライブを生録したものだけあり、レンジは狭くこもりがちでひずみがちだけど、だからこそ巨大なエネルギーがその中に詰め込まれていて、破裂寸前の状態でエネルギーがものすごい勢いで吐き出されていっているような。狂暴なヴォーカルにも緻密に計算されたアンサンブルにもサックスの原始的で野性的なアドリブにも、凄まじい緊張感の中、知性が狂気にまで昇華されていく様子を生々しく感じる。

George Harrison "Living In The Material World"

Living in the Material World
"Living In The Material World" (1973)

アコースティックギターによる引き語りに肉付けしたような親密感。人懐っこくてセンチメンタルでふんわりとしたギター。それに同調するように寄り添うピアノ。繊細なストリングスもインド音階もとても自然に曲に寄り添う。そして優しい歌。アメリカンルーツミュージックの要素を取り入れながらもアーシー感覚よりも夢心地の浮遊感。日溜まりの中の浅い眠り。幸せな夢の中にいるような感覚。さり気なくマジカルなムード。70年代にビートルズがあったなら、他の3人のアルバムよりもこれに近いものになっていたような気がする。

メディアの変化とロック。

アナログからCDへのメディアの移り変わりを体験した時、それはアナログよりもCDのほうが全ての面で優れていてパーフェクトなメディアだと信じて疑わなかった。なにせアナログ盤特有の傷によるプチプチノイズに神経をすり減らすことからも、静電気によるバチバチバチに気をめいらせることからも解放されたと思いとても気が楽になった。だからCD出始めのころのマスターテープのコピーのコピーのそのまたコピーしたような音自体の悪さにも気づかなかった。そのくらいCDは信じられないくらい扱いやすくてしかも音もずっと変わらない良さを半永久的に保ってくれてると思っていた。

今はどうか。CDの音とアナログの音の違いがようやく冷静に受け止めることができるようになり、特にアナログ時代にリリースされたものはやはりアナログレコードの方が音が良いと思えるようになった。そして今やダウンロードの時代。SACDの時代もDVD時代もなくてダウンロード。アナログからCDへの変化同様、時代は音の良さよりも便利さを求めたことになる。そしてアルバム単位から楽曲単位への移行。60年代以降アルバムという単位にこだわり続けたロックは今後どのようになっていくのだろうか。メディアの移り変わりよりその音楽そのものの変化の方が気になる。

輸入盤と国内盤。

輸入盤と国内盤。どちらを買うかいつも迷ってしまう。迷ってきた。ずっと。

数年前までは特に好きなアーティストで極端に国内盤のリリースが遅い場合を除いては、ほぼ国内盤を買っていた。ボーナストラックがついていれば当然だけど歌詞/対訳やライナーノーツなどの”ないよりはあったほうがいいもの”が必ず付いているから、コレクター的な意識もあり、たとえかなり割高だろうが国内盤を購入するためによけいに金額を払っていた。

ただ実際にはライナーどころか歌詞も対訳も特に気に入った曲くらいしか見ることはない。それにここ数年価格の差がどんどん広がっているように思える。CD1枚もので500円から1200円くらいの差がついている。

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Stereophonics "Live From Dakota"

Live from Dakota
"Live From Dakota" (2006)

まるでオアシスのような大味なスタジアムロック。ぎりぎりで甘ったるくならないのはその豪放なサウンドとジョンレノンの声を野太くしたようなその声に苦味があるから。アメリカンルーツミュージックに接近したことのあるイギリスのバンド特有のひとつひとつの音の信憑性だったりことばの重みだったりリアリティだったり。イギリスのバンドなのに野外でビールを飲みながら観たくなるライブバンド。ロックが伸びやかに四方に遠くまでもっと遠くまで広がっていく光景。数年前のフジロック、数年前のサマーソニックで味わった気持ち良さ。一瞬にしてわかってしまう明快なメロディーとそして快感。当然室内ではとても味わうことなどできない。

Loose Fur "Born Again In The USA"

Born Again in the USA
"Born Again In The USA" (2006)

ウィルコのメンバー、ジェフトゥイーディ、グレンコッチェとジムオルークのバンド。初期のXTCやトーキングヘッズやそれからテレヴィジョンのようなひきつりかたをする。そしてひんやりとした感触。ハンドメイドでメロディアスだけどひねくれていて音響処理が謎めいている。アメリカンルーツミュージックを消化し切ったあとに吐き出されたものは歪んだ情念か。イラク戦争。日本盤のみのボーナストラックの20分のジャムセッションはその歪んだ情念が血の通う生物のようにうごめくギターサイケデリックの極北。その本当の意味を悟るにはまだ時間が足りない。

曽我部恵一BAND "Live"

LIVE
"Live" (2005)

どの街にもある数百人規模のライブハウスで日常的に演奏されてるようなとてみじかなロックンロール。あまりにも素直だからこちらが恥ずかしくなり照れくさくなりそれからさらに彼らは裸になって胸の内をひけらかせるからこちらも裸にならずにはいられなくなってそしていつのまにか胸があつくなってくる。恥ずかしいけど熱くなっくる。バンド全ての音がポジティヴ。やけくそ寸前の開き直った明るさ。感情をもっと込めたくてもどかしくなってでもさらにさらにもっとこんなもんじゃないんだこの想いを全てあからさまに表現したい。あなたに伝えたい。そんな想いのこめられた音がすぐそばですぐ手の届くところで鳴っている。鳴らしてくれている。ロックンロールはいつだってすぐ手の届くところにあって欲しいし考えさせるものであるよりも感じさせるものであって欲しい。そんな当たり前のことを曽我部恵一BANDは当たり前のように日常的に演っている。せいいっぱいの愛を込めて。

Eels With Strings "Live At Town Hall"

With Strings: Live at Town Hall
"Live At Town Hall" (2006)

物語と教訓と神秘を含む昔から語り継がれて来た童話を読んでるようなそんなイメージ。ストリングスカルテットを中心にピアノやアコースティックギターやその他様々な音がアコースティック感覚で色を添えたり奇妙に空間を歪めたりする。素朴な楽しさがあったり強い意志が見えたり謎めいた迷宮に迷い込んだり。カバー曲だけではなくオリジナル曲ですらもう数十年語り継がれてきたトラディショナルソングのように、聴こえてきたその次ぎの瞬間にはもう耳に馴染んでしまう。こういう普遍性の高いシンガーソングライターはどの時代にもいて現代にはEELSがいる。

同種の感覚
ランディーニューマン

帰り路。もの想う時間。

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最寄りの駅、久我山駅から自宅への帰り路。
もの想う時間。
今夜は何を聴こうかな。
とても大切な時間。

Bruce Springsteen "Greetings From Asbury Park,N.J."

アズベリー・パークからの挨拶(紙ジャケット仕様)
"Greetings From Asbury Park,N.J." (1973)

瑞々しくてポップで自由度の大きなメロディーにのって次から次へと溢れ出す力強い生命力を持つことば。端正で小気味良く躍動するR&B風ロックサウンド。アコースティックになるとメロディーの自由度はさらに増していく。 ロマンティックな表現を受け持つピアノが優しく心に響く。サックスが描き出すストリート感覚。発せずにはいられなかった裏通りの物語。

Bob Dylan "Hard Rain"

Hard Rain
"Hard Rain" (1976)

さり気ないギターチューニング、試し弾きに場内のざわめきが加わり、これから何かとんでもないことが起こる予感。そのまま"Maggie's Farm"のイントロダクションへとラフにルーズになだれ込んでいく。そしてもう誰にも止めることのできないディランの暴走が始まる。そしてその暴走するディランに必死でくらいついていく”ローリングサンダーレヴュー”バンド。もはやディランの激情を制御することなどバンドどころかディラン本人にもとうてい出来はしない。それどころかそれぞれの楽器がそれぞれ感情の趣くままに音を放っていく。ローリングサンダーレヴューのほんの断片が記録されただけなのにこんなにも激情がつまっている。その名のとおり吹き荒れる嵐のようなロックンロール。

わりとヤルらしい。

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”産業ロック”の存在理由。

絶対ロック本に載らないものは”ヘビメタ”以外に”産業ロック”というのがある。これはロッキングオンの渋谷陽一氏が最初に使い始めたことば。”産業ロック”の対象として常に代表格として名前があがっていたのがジャーニーとボストン。他には、モトリークルーとかサミーヘイガーとか、サミーヘイガーが入ってからのヴァンヘイレンとか、あと、ボンジョヴィなんかもそういうふうに言われていたような気がする。それからアランパーソンズプロジェクトとか70年代にまでわざわざさかのぼってカンサスなどもそんなふうに呼ばれてたような気がする。まだまだたくさんあったはず。サウンドが大味で華美で厚化粧。分かりやすくキャッチーで大いに売れたロック。という感じだろうか。

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モーティー(チワワ)の散髪。

モーティーは毎年夏が来る前に散髪をする。
昨日のモーティー。
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そして

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”ヘビメタ”が”メタル”になった理由。

僕の10代はそのまま80年代でその時代はMTVとかライブエイドとかニューロマとか…そういう時代で、その中で”ヘビメタ”というのがあった。

中学校のクラスの中で普通のマニアじゃない音楽好きがマイケルシェンカーグループがどうのこうのとかスコーピオンズがどうのこうのとかこれはハードロックでこれはヘヴィーメタルだ論争とか、そういう話をしてたような時代。”ヘビメタ”のファンは決して”ヘビメタ”を”ヘビメタ”とは呼ばず、ちゃんと”ヘヴィーメタル”と呼んでいた。

僕はヘヴィーメタルを好きになったことはないけどそんな僕でさえヘヴィーメタルを耳にする機会は多々あった。そのくらい日本では人気があったし、その音楽そのもの以上に”ヘビメタ”ということばが市民権を得ていたような気がする。いわゆるヘビメタファッションとただのうるさい音楽の象徴として音楽を知らない人まで”ヘビメタ”ということばを使っていた。蔑称として使われていたのだろう。たぶん。

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”英国ロック”とは。

”英国ロック”は格調高くなければならない。”英国ロック”は頭が良さそうに見えなければならない。”英国ロック”は思慮深くなければならない。”英国ロック”は音楽を聴く時間と同じかそれ以上の時間をかけて参考書で勉強しなければならない。”英国ロック”は70年代に集中している。”英国ロック”のことを”イギリスのロック”とか”UKロック”などと軽々しく呼ぶことは決して許されない。最低限”ブリティッシュロック”ということばを使用する必要があるがそれでも充分とは言えない。極力”英国ロック”ということばを使わなければならない。

”英国ロック”は頭で考えながら聴かなければならない。決してドライブの最中に家族や知人と話しながら聴くものではなく、休日の午後に紅茶を飲みながら室内で優雅に聴かなければならない。踵でリズムをとりながら聴くこともあまり好ましいことではない。踊りながら聴くことなどもっての他である。”英国ロック”は破天荒であってはならい。想定内のものでなくてはならない。

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パンクということばをめぐる取り留めのない文章。

”パンク”ということばは今や”ロック”とか”ポップ”とかと同じくらい幅広く使われるようになっている。

ジャンルとして使われているパンクということばだけに限定しても、60年代のガレージパンクから始まり、ニューヨークパンク、ロンドンパンク…これ以降は詳しくないけど…ハードコアパンク、ポジティヴパンク…他にも何かあったかな…それから日本では青春パンクということばも使われていた。それから過去のロックを否定するものとしてのパンク、それから、そういえばパンク対ヘビーメタルなどという図式もあった。

また、ある時期のフーとかドアーズなんかをパンクと表現したり、レコードデビュー前の”ハンブルグ時代のビートルズ”をパンクだった、と言ってみたり、レッドツェッペリンの1969年のライブを収録した海賊盤にもパンクというタイトルのものがあったりとか。1990年前後のオルタナティヴロックを形容する際にもパンクという言葉が頻繁に使用されていた。それぞれ例えばCDショップのパンクの棚には納められてはいないがそれぞれをパンクと評した人の気持ちもよくわかるし、それぞれが微妙に違った意味ではあるけどパンクだと感じる。個人的にはニールヤングの新作「Living With War」はすごくパンクな作品だと思ってるし、そもそもニールヤングの存在自体がパンクだと思ってる人も多くはないと思うけど、決して少なくはないと信じたい(この一文だけ主観丸出し)。

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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