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音楽専門誌の編集者。

今日はあのレーベルか。最近どのレコード会社も宣伝費ないからな。編集長には広告取れって言われるし。面白くない音楽でも興味あるふりするのって疲れるんだよな。しかたない、それが仕事と割り切るか。でもそうなると、なんのためにこの仕事してるのか解らなくなるな。音楽が好きで、好きな音楽を世界に伝えたくてこの会社入ったばずなのに。実際は編集と言う名のメーカー相手の営業マンだからな。あ、来た来た。つまんない話でも聞いてくるか。それにしても眠いな。

今日はメーカーの人も業界の慣習をちゃんと解ってる人だから話早かったな。それにしても今日はうまくいった。「広告の相談もできるものでしょうか」っていうお決まりのセリフを出すタイミング、ばっちりだったもんな。早すぎても駄目だし遅すぎても言いにくくなるし。でも、なんか儀式みたいだな、よく考えると。こういうのってもっと効率的にできないものかな。広告のこと考えてないふりして話するのって疲れるんだよな。本当はそのことしか考えてないのに。

会社に持ち帰ると言っても、たぶんあの感じだとカラー1ページは確保だな。となるとインタビュー取材か。面倒だからあのライターにまかせるか。記事の内容はつまんないけど話は早いし原稿も早い。どうせ誰も読んでないんだから記事の良し悪しは関係ないし。レコード会社と事務所とアーティスト本人が読んで、喜んでくれればそれでいいからな。本当はレコード会社の人間もそれはわかってるんだよな、きっと。レコード会社は宣伝がんばってますよっていうアピールだけにしか思ってないのかな。たぶんそうだな。

今夜はまたお呼ばれライブか。本当はフー観たいんだけどな。でも付き合いあるから、行くしかないか。芳名帳に名前残しておかないといけないからな。ライブに行ったことだけ分かってもらったらそれでいいんだけどな。大学時代みたいに代返できたらいいんだけどな。誰かに芳名帳書いてもらって。いいライブだったらいいんだけど、ほぼつまんないし。寝そうになるからな。だから最近は忙しいふりして途中で抜けるんだけどな。あ、あの編集部は事務所の人間と親しそうにしてるな。負けてられないから、面倒くさいけど挨拶だけしてくるか。

あの事務所のおやじも相変わらず適当な人だな。たまたまラッキーで当たっただけなのに、自分の才能で当てたと思ってるからな。俺が売ったっていう人多すぎるよ、本当に。売れなかったときは、なかったものにするくせに。あれじゃアーティストも浮かばれないよな。俺も人のこと言えないけど。

でも最近家で音楽聴かなくなったな。
俺ってそもそも音楽好きなのかな。
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長澤まさみと小泉今日子。時代の変化を感じること。

長澤まさみと小泉今日子は似てきたけど
小沢健二と広末涼子はもう似てはいない。

高校野球の選手の歳を抜いたとき初めて歳を意識し
ミュージシャンの歳を抜いたとき初めて焦りを感じ
政治家の歳を抜いたとき、初めてあきらめることを知る。

時代の変化を感じること。

レコード会社のディレクター。

今日もスタジオか。最初のうちは新鮮だけど、毎日通うとなるとさすがに飽きてしまうな。今日はもうみんな揃ってるみたいだな。まだ売れてもないのに時々遅刻することあるからな。スタジオ代いくらだと思ってるんだろう。まあ、俺が払うわけじゃないけどね。

ああ暇。することないから辛いな。そろそろ腹へってきたし。飯たのむタイミングだけなんだよな、俺の仕事って。なんかサウンドプロデューサーと細かなアレンジがどうのこうのって話ししてるけど、そんなもん誰も期待してないし、そこまで聴いてないって。とにかく歌を大きくするだけで、バックのサウンドなんて本当は適当な打ち込みでいいんだけどな。ミュージシャンなんか呼んじゃうとケアが面倒だし作業は遅れるし。いいこと何もないしな。

でも打ち込みにしたところで誰も気づかないと思うんだよな。もちろん音に拘りのある、コアな音楽ファンはわかるんだろうけど、そういう人はこんなの聴かないって。海外の本物聴くんだって。言ってあげたいけど、本人になんか言えないし、マネージャーも音楽わかってないから言っても無駄だし。結局時間とお金の無駄なんだよな。

今日はミックスだからちょっとは楽しみだな。これがレコーディングの醍醐味ってもんだ。今まで苦労して録音してきた音が一つにまとまる瞬間。このエンジニアは腕がいいから期待できるしな。ギャラは高いけど。でもどうして高いエンジニアやミュージシャンばかり彼らはリクエストするんだろうな。みんなブランド志向だから仕方ないか。音で決められるほど音わかってないし。

結構いいじゃん。これ、いけるかも。でもこんないいスタジオのでかいスピーカーで、しかも大音量で聴いたらなんでも良く感じるんだよな。会社のラジカセできくと、いつもあれってなるもんな。でも今日上がった曲はまずまずかもな。とりあえず今日でレコーディングは終了か。マスタリング残してるけど、あんなものこそ、誰にもわからないくらいの些細な調整してるだけだからな。気持ちはわかるけど、そんなもん誰もわかんないって。分かる人はこんなアルバム聴こうと思わないって。

それよりやっと夜のスタジオ入りびたり生活から開放される。まあスタジオで何してるわけじゃないけど。朝まで起きて、神妙な顔して音聴いてるのって疲れるんだよな。飲みにもいけないし。あ、そうそう会議用の資料つくらないとな。まあ、この前作ったのを元にして、あとはアーティスト名とかタイトルかえるだけでいいか。会議のための会議だからな。あんなことしてる暇あったらみんなで宣伝してくれっていいたいよ。まあ、俺はディレクターだから、そんなことはしないけどね。いつもスタジオで疲れてるからな。別に何してるわけではないけど。

「お疲れ様でした。今回の音、抜群にいいですよね。これは音楽的な評価も上がりますよね。これわかんない評論家はだめですね。まあ、とにかくお疲れさまでした。」

あいかわらずあのマネージャーもまったくわかってないよな。全然音楽わかってないのによくいい音だなんていえるよ。まあ、俺もよくわかってないけど。

ジェファーソンエアプレインを聴くこと。

ゆらゆら揺らめきながら静かに昇る。音のその周りも巻き込んで。ふわふわした幸福なあの感じ。とろけるように甘い至福の時。そして戦慄を感じるあの感じ。ローゼズもマンデーズも憧れたあの感じ。

ジェファーソンエアプレインこそ、その音楽性の深さから、今だ全てを聴ききれていないバンドかもしれない。こんなに何度も聴いてるのに、まだまだ聴き尽していなように感じてしまう。でも聴くだびに、少々大げさに言えば、確実に至福の時を過ごすことができる。

アメリカ西海岸サイケデリックロックの典型。あの時代のバンドはみんなエアプレインに憧れた。ジェファーソンタイプの音を鳴らしていた。それがサマーオブラブであり、20年後のセカンドサマーオブラブでもあった。

サイケデリックの全てがある。アシッド感。幸福感。揺らぎのある心地いいグルーヴ感。先進的な実験精神。オーディエンスとの連帯感。哲学的な詩の世界。

もっともっとジェファーソンエアプレインは聴かれるべきだと思うし、自分も、もっともっと聴きたくなった。

(ちょっと前までの?)レコード会社のプロモーター。

そろそろ起きようか。もうこんな時間か。なんか毎日自宅で「笑っていいとも」見てるような気がするな。本当は真面目なプロモーターなのにな。一応会社にも連絡いれとくか。「今日直行にしといて。ええっと今ちょうどK-WAVEにいて、その後BXね。その後打ち合わせで、それで電話連絡ってボードに書いといて」これでよしと。いわゆる直行直帰。じゃあそろそろ起きて今日も適当にふらふらするか。

今日はあんまりディレクターいないな。いてもなんか嫌なやつばかり。あ、この前フーのチケットたのまれたディレクターがいる。なんかこっち見てるから、一応いくか。

ラジオ局の連中って、俺たちレコード会社の人間をCDサンプルの配送係りかチケット取り係りにしか思ってないからな。でも今時ラジオって誰が聞いてるんだろう。こんな昼間に聞いてるのって、営業中の車の中か、タクシー?それかこじんまりとしたオフィスか。まあどちらにしてもあんまり効果は期待できないな。でも一応、上司にオンエア回数チェックされるから、プロモーション効果ないの分かっててもこの曲かけてもらわないとな。

そうそうゲストもお願いしないといけない。ゲストなんて、本当はそれこそ効果ないんだけどな。好きなアーティストがゲスト出演してたら聴くだろうけど、新人だから誰も知らないわけだし。まあ事務所に対して、レコード会社ががんばってる姿勢だけでもみせとかないとな。あの新人はぜったい売れないけど、あの大物が他所に移籍されたりしたらたまらんもんな。めんどくさいけど、お願いしに行こうか。

あっいいところに他社のプロモーターが来た。サンプルの交換会でもするか。これだけが楽しみなんだよな。だいたいただでCD集ってしまうもんな。もしかしたらマスコミの連中より貰ってたりして。それにしょうもないCDはもらわなくてすむから俺らのほうがいいかも。

あ、こんな時間か。今夜は誰を誘って飲みに行こうかな。飲み代も深夜のタクシーも領収書貰っとけば清算できるからな。そうだ、同期のあの娘でも誘うか。こんなので給料貰ってるんだからおいしいよね。

そういえば今日、音楽の話、全然しなかったな。音楽も全く聴いてないし。

サンフランシスコナゲッツ。ライノ。ナゲッツ。ボックスセット。

サンフランシスコナゲッツというCD4枚組のセットを聴き始めてる。レーベルがライノで、しかもナゲッツブランドで、65年から70年のサンフランシスコ周辺のアーティストを集めたセット。悪いはずがない。私のために作ってくれたようなボックスセット。聴いていて気持ちいいに決まってる。生理的レベルで気持ち良い。

サイケ好きがスタートしたのは、ドアーズでもヴァニラファッジでもなくて、ナゲッツというコンピ盤だった。バンド名すら聴いたこともないようなマイナーバンドが、一風変わっていて実験精神あふれた、生き生きとしたポップでパンクなロックをやっていた。アシッド感やサイケデリックという音楽の雰囲気もこのコンピで知った。今思えば、このコンピが私の音楽の原点なのかもしれない。

サンフランシスコナゲッツもさすがライノ。音楽の匂いが濃厚にする質感のパッケージ。ブックレットの中の写真の鮮度も音質同様素晴らしい。あの時代に一気にトリップする。まだ一枚目の途中までしか聴いてないけど、いいに決まっている。もしかしたらライノのコンピの中でも最高に好きなセットになるかもしれない。

音のいい編集盤といえばライノ盤。音楽ファンが手作り感覚で丁寧に監修し、細かなところまで気を配ったセンスのいいパッケージ、あくまで音楽的な選曲、曲順。そしてなにより、その音質。はっとするような鮮度。そのぴっかぴかの音質はライノのどの盤でも味わうことができる。

実はこのセット、つい先日、下北のディスクユニオンで中古で手に入れたばかり。こういうボックスセットを買ったのはいつ依頼だろうか。覚えていない。一時はボックスセット大好きだったんだけど。

ボックスセットはとりあえずそのアーティストの主要な曲は聴けるし、そのボックスだけでしか聴けない音源が入ってる。つまり、入門編であり、マニア向けでもある。曲数に比して割安だし、廃盤になりやすいので希少価値も上がる可能性がある。というわけで今までもずいぶん買ってきた。

そんなボックスセットの中で、もっとも聴いたのは、たぶんバーズの最初に出たボックス。その次がディランのブートレッグシリーズだろう。特にバーズのボックスは音の鮮度が高くて、とても60年代の録音とは思えないくらい鮮度が高かったのを覚えている。それから未発表曲や未発表ヴァージョンのクオリティの高さ。素晴らしいと今でも思う。最良のマスターテープを探し、それを蘇らせたその音楽に対する愛情と技術的手腕は当時としては郡を抜いていたと思う。

というわけで、久しぶりにボックスセットを聴いている。

1971年のコロシアムのライブ盤とゲスフーとモットザフープルの1972年のアルバム。

下北沢のフラッシュディスクランチには、3枚2000円コーナーというのがあって、有名なアルバムだけど今まで聴きのがしていたものがみつかるから、そういうモードの時は特に楽しい。1971年のコロシアムのライブ盤とゲスフーとモットザフープルの1972年のアルバム。計3枚。なかなか暑苦しい3枚。

このあたりの大メジャーではないけれど、マニアックでもないアーティストってどのくらい聴かれているんだろう。コロシアムはプログレ云々の文脈で語られがちだから、少しはいるんだろうけど、モットとゲスフーはかなりあやしい。今更聴いてる人は皆無に近いんでは。そうでもないのだろうか。

でもこういうのって、典型的はクラシックロックっていう気がする。かっこいいお約束のリフがあって、ギターが典型的な音で鳴っている。もちろん細部では個性も光るけれど、でも基本的にはパブロックと言ってもいいくらいの明快なお気楽ロックンロール。ソニックユースの近作を続けて聴いた後だから、なお更そんなふうに感じたのかも。

ラジオディレクター。

テーブルの上には封が空いてないサンプル盤の山。その山に埋まりそうになりながら、ラジオディレクターが今日もヘッドフォンをして選曲してる。キューシートと呼ばれる台本に曲目を書いている。

またまたレコード会社の人間がきた。誰だっけな。めんどくさいけど適当にあいずち打ってプロモーション聞いておこう。そうしないとサンプルもらえなくなるもんな。たまにいいアルバムもあるからな。ほとんどいらないものばかりだけど。そういえば彼に頼んでたフーのチケットいい席なんだろうな。彼女にはいい席だっていっちゃったもんな。なんとなく探りいれてみるか。

あいかわらず話が長かったな。話しても無駄なのに。言ってあげたいけど、これも儀式みたいなものだしな。どうせ彼もこんなプロモーションしても、たいして効果ないことは分かってるんだろうし。ラジオなんて本当に聴かれなくなったもんな。俺も聞いてないくらいだし。

レコード会社のプロモーターも気楽でいいな。適当に局にきてディレクターとか他のレコード会社の人と無駄話して、ついでにサンプル盤の交換して。それで給料もらえるんだからいい仕事だよな。それに領収書きって、自由に飲み食いできるんだし。俺もそれに便乗してるんだから何もいえないけど。

そういえば次の番組のゲスト決めないといけないな。入れてくれってうるさいから、あの新人にするか。それにあの事務所にも少しは恩売れるしな。でもどうせ大きいアーティストはテレビしか眼中にないから無駄か。デビュー前にはあんなにお願いされたのに、売れたらラジオなんか相手にしないもんな。そういえばあのアーティストのマネージャーの女の子、結構かわいかったよな。楽しみ増えるから決めちゃうか。まあ少しは事務所に対するアピールにはなるだ
ろうし。

たまには自分が本当に好きな音楽をかけることができる番組作りたいけどな。でもそんなことは一生できないんだろうな。

悪質な犯罪。食品偽装。官僚の汚職。核保有国の矛盾。

悪質な犯罪が増えたのではなく
悪質な犯罪の発覚が増えた。

食品偽装が増えたのではなく
食品偽装の発覚が増えた。

官僚の汚職が増えたのではなく
官僚の汚職の発覚が増えた。

持つものが持たざるものに
持つなという矛盾を指摘しない恐ろしさ。

発覚したものではなく
発覚しなかったものが恐ろしい。

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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