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1979年のロック決定盤。どうしてパンクは無視されたのか。

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ロック関係の本を読むことがロックを聴くことと同じくらい好きだった。今でも結構好きだけどロックに関する知識が乏しかった時代には何度も繰り返し読んでいてかなり影響も受けていたと思う。初めて買ったロックの本はこの「ロック決定盤」という北中正和氏、かまち潤氏の共著。表紙はクイーン。1979年12月1日が初版で手元にあるのは第4版の1982年4月20日のもので、ということは中学生のころに買ったものということになる。1965年から1977年までにリリースされたものの中からアルバムが100枚と2つのイベントを記録したもの(「ウッドストック」とジョージハリスンの「バングラデシュ」)が選ばれている。

久し振りにペラペラとページをめくってみると、時代が変われば過去のアルバムに対する評価も変わっていることがわかって面白い。
ビートルズのサージェントペパーズ、ストーンズのレットイットブリード、ディランのブロンドオンブロンド、ビーチボーイズのペットサウンズ、オールマンズのフィルモア、ボウイのジギーあたりが選ばれてるのは現在でもあまり変わらないと思う。ちょっと?なのがドアーズはLAウーマン、スプリングスティーンはファースト、キンクスはアーサーが選ばれていること。でもまぁわからないでもない。

ただ問題はここから。ものすごく???なのがニューヨークパンクもロンドンパンクもまるっきり無視されていること。かろうじてヴェルヴェットアンダーグラウンドのファーストが入ってるくらいで、パティスミスもテレヴィジョンもピストルズもクラッシュも無視。パンク無視。完璧に無視。当時の評価は低かったのだろうか。この本はロンドンパンク真只中に執筆されている。意図してはずしたようなことも書かれていない。どの時代においても最も新しいロックが最もロックだと思うんだけど。
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Comment

[130] 趣旨はわかりませんが。

こんにちわ。
良かった、どうやらgaku69abさんと10歳は離れていないようだ(笑)。これなら共有出来る時代が存在する可能性が有る(爆)。

自分の聴かない音楽に関しては書けない、とバッサリ切り捨てたのならそれなりに評価できる方法ではないでしょうか。
そう言うタイプの本は作者の趣味とか感性とかを無視され易いので逆に面白い気がします。
レコードの評論って「誰が聴いても名盤」のような雰囲気が作り出され易い世界ですから、もし「俺の趣味じゃ無い」で切り捨てたのなら中々見所の有る評論家だぁ(笑)。

あの頃は様々なタイプの音楽が混在していましたよね。テクノとパンクとソウルとロックがチャートを賑わせていました。
その中で一番一般的じゃなかったのがパンクだったような気もします。
1980年前後はディスコ(笑)でトーキング・ヘッズで踊ったりイーグルスが流れてきてビックリした時代ですしレノンの件で人生変えちゃった奴とかもいますし音楽業界良心的な人たちの最後のあがきを感じれたような気もします。
自分たちは「少し遅れて生まれてきた世代」だと思っていましたが、考えてみると古き良き時代だったかもしれません(笑)。

[131] 改訂してなければ、そうかも。

初版が79年ですよね。改訂してなければ、パンクは無視というのは当然かも知れません。
私が最初にロンドンに行ったのは、中学の時でしたが(84年)、町で見かけるパンクはあくまでもファッションとしてのパンクであって、巷に流れる音楽は、相変わらずメロウなブリットPOP(と言って良さそうな感じの音楽か、そうそうディスコ!)でしたよ~。音楽としてのパンクが評価されたのは、80年代後半になってからかもしれません。

[132] そもそも

こんばんは。
そもそも「パンク」と「ロック」を、はっきり分けた考え方なのかもしれませんね。昔はその辺をハッキリさせていたような気がします。今だとパンクもロックの一括りにされているような気がしますが。他に「パンク決定盤」という著書が同じシリーズで出ていたりして。。

「ロック決定盤」の中に、MC5やストゥージィズは入っていて欲しいけど、入っているかなぁ(笑)

[133] falsoさん、ウヌニコさん、パイクマンさんありがとうございます!!

これじゃどっちが本文かコメントなのかわからないくらいの熱いコメント、嬉しいです!それとお三方の音楽感とかお人柄が滲み出ていてとても興味深く読ませていただきました。おそらくお三方ともまさにおっしゃるとおりでそれらのことが混ざりあってパンクが省かれたんだろうなと思います。答えは風の中ですが。。。
>falsoさんへ
だいたいそのくらいの年の差だろうな、と想像しておりました。ちなみに僕のハンドルネームの69というのはロックという意味ではなくて69年生まれだからです。ありがちですが。そしてその後のabは血液型です。それからついでにgakuというのは本名の音読みであだなとしても使用されてきたこともあります。ディスコでトーキングヘッズですか。かっこいいじゃないですか。イーグルスとの混在もエキセントリックで楽しそうです。僕は残念ながらその後の世代なのでディスコといえばユーロビートという悲しい時代でした。。
>ウヌニコさんへ
中学生でロンドンを体験してたとはなんとも羨ましい。それに84年で中学生ということは完全に同世代だったんですね。文章とか拝見するかぎり上の世代の方とばかり思っていました。パンクが評価されたのは後になってからだというお話もなんとなくですがわかるような気がします。
>パイクマンさんへ
ロックとパンクがわけられていた。。なるほど。そうかもしれないですね。時代を経てロックの中のパンクというジャンルに納まっていったということですね。それから残念ながら「パンク決定盤」というのは出てなかったみたいです。それとさらに残念なことにMC5もストゥージズも入っておりませんでした。

[137] 年寄り臭かったですか・・・いやはや

ウヌニコとノジヲは同い年で、gakuさんより、多分1歳若いでありますです。。。(#^.^#)

[140] そうだったんですね!!

年寄り臭いだなんて…そんな。ニール先生をはじめ色々なことをウヌニコさんに教えられたからそんな気がしたのかも知れないです。ただ”笑いのツボ”が近いような気がして、同世代なのかなとは思ってました。

[141]

こんばんは!年寄りが参加です!
あのね!パンクの人たちが出てきたとき、今までのROCKを否定した形ででてきたでしょ???(実際はそうでもないが)
だから、簡単に言うと仲悪かったんですよ。だから、私等みたいな古参組はパンク嫌いなんですよ。(かっこいいけどね)そんな記事をちょっと違うけど、昔書いたんですが、コメント読むと面白いので、TBさせてくださいね!

[142] evergreen さんそのものがパンク!

だともしかして失礼ながら(?)思ってしまいました。言い切り方が素敵です。早速こちらからもトラックバックさせていただきました。今まで数々の評論家先生方の文章でなんとなく当時の状況を知ってはいたんですが、evergreen さんのことばはさすが説得力あります!というかことばそのものにパンクを感じました。

[143] 多分

渋谷陽一が書いていましたが、日本ではパンクはファッションの奇抜さなどで取り上げられましたが、音楽的に評価されるのは遅かったらしく、当人も「勝手にしやがれ」でピストルズを始めて聴いたとか。

ニューヨーク・パンクの方はそれまでのロックの系譜に従った音楽なので、この本に取り上げられても良かったと思います。

gaku69abさんは1969年生まれですか。
私は1970年生まれなのでほぼ同世代ですね。
HNについては、個人的にロックが一番輝いていた時期が1969年だと思うので勝手に付けてみました。

[146] music1969さんは1970年ですか!

ニューヨークパンクもロンドンパンクも少なくとも日本のメディアで評価されるまで時間がかかったということでしょうね。それに今みたいにメディアを介せずインターネットで情報を知れるような時代ではなかったし。てっきりmusic1969さんは1969年生まれとばかり思っていましたよ。僕にとっての”ロックの最も輝いていた時代”も1969年は確実にとても有力な候補です。

パンクがロック本に入っていなかったというちょっとした疑問からここまで議論が膨らんでとても面白い体験をさせていただきました!それぞれの方がそれぞれのパンクに対する思いがあって、それが微妙にそれぞれ違っていたりして、なんだか朝まで生討論できそうな勢いですね!

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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