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懐メロロック。ジャズとロックの違い。一番新しいロックが一番ロックなものであってほしい。

懐メロロックのライブは嫌いではない。レコードでしか知らない大好きな音楽が生でしかも大音量で聴けて、そして自分と同じようにそのアーティストを愛するオーディエンスと喜びを分かち合うことができる。お客さんは予定調和を求めアーティストは予定調和のパフォーマンスをする。それはそれで楽しい。そういうライブにも今までいろいろ行ってきた。ポールマッカートニーもジョージハリスンもリンゴスターもローリングストーンズもエリッククラプトンもジェフベックもロジャーウォーターズもイーグルスも、そしてドアーズも…それから他にも…。丁度今頃、懐メロロックフェスが行われていて、出演者の中にたまたま今観たいなって思えるアーティストが少なかったのでそんなにそそられることはなかったけれど、でも行けば行ったでそれなりに楽しめたんだろうと思う。楽しかっただろうな…。
Tripping the Live Fantastic フラッシュポイント
ただ、懐メロばかりになってしまうとロックはつまらないものになってしまう。CDというメディアが出現して古いものも新しいものと同様に手に入りやすくなって以来、どんどんロックが古いもの尊重主義に傾いてる。ボーナストラックやリマスターや紙ジャケや売り手側は手堅く商売のし易い商品を手堅く売るほうに傾きすぎてるような気がしてならない。昔の、はるか昔のアーティストのはるか昔に残した音楽。その傾向が強くなると、古いものしか売れない、古いものしか尊重されない、まるでジャズのようなジャンルになってしまう。新しいアーティストが出辛くなってしまう。
そうなると新しいアーティストが売れなくなって来日も減ってしまう。同時代を生きてると実感できるようなロック特有の楽しみ方が減ってしまう。エンターテインメント性の強いただの娯楽になってしまう。大衆伝統演芸のような。それ以上の意味があると幻想を抱かせてくれるのがロックで、そこが他のジャンルと大きく違うはずなのに、それが少しづつ希薄になっていく。そしてジャズ雑誌のようにロック雑誌の表紙もはるか昔の顔が頻繁に出てくるようになることもそんな遠い未来のことではないような気がする。

ちょっと大げさに言うとこんな感じ。ここ数年こんなふうに時々思う。だから一番新しいロックが一番ロックなものであってほしいと強く思う。
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Comment

[356]

時々、年配の方のブログを見ると、70年代までしか聴かない、最近のロックは昔の二番煎じで全然良くない・・・なんて公言してるのがある。聴いてないのに、なんで最近のが二番煎じだって知ってるんだろー、なんて思いながら、そういう記述を見ると悲しくなる。リアルタイムで懐メロを聴いてない世代としては、なんだか、現実味のある反論もできないし、、、gakuさんの言う通りだね。クラシックロックなんて言葉が出て来たのも、こういうところから来るのかな?

[358] ちょっと思い出したこと

こんばんは。小学生の頃パンクやNWを聴いて衝撃を受け、それらのバンドが影響を受けた音楽を調べたけれど、自分の意に反して、ブルースなどの古い音楽が多かったですね。今でも、若いアーティストは(古いアーティストでも)古い音楽を聴きながら自分ならではの新しい音を探していくのに、ロックリスナーは、ある時代まででストップしている感じがしてなりません。でも、実はジャンルも多様化して、探してみると面白いバンドもたくさんあるのにね♪

[360] ニコライさん、パイクマンさんこんばんは。

>ニコライさんへ
二番煎じだろうが三番煎じだろうがそんなこと気にしないで音楽そのものを楽しんじゃえばいいのにね。過去の誰かのあの曲に似てようがあのリフにそっくりだろうが、故意であろうがなかろうが、そのパクることの是非を議論する前に単純に楽しめばいいのに。僕は二番煎じものでも三番煎じものでも、そのパクり先の曲よりも好きなアーティストの好きな曲なんていっぱいあります。例えば…なんだろう…すぐには出てこないこの適当さ(笑)。クラシックロックなんて言葉もいつの間にか出現しましたよね。クラシックとロックの融合などと誤解をまねきそうなのを心配してしまいますが。どちらにしてもウヌニコさんは同世代なので気持ちはよくわかります。ただ、僕の場合はブログ初心者なのでまだそういうブログに出逢ったことないし、たぶん出逢ったとしてもなんにも感じないような気がするんです。反論したいとも思わないし。そういう性格なのかな…。ニコライさん、ウヌニコさんに言っておいてくださいよ、こういう割とシリアス(?)なことも時々書いてほしいなって(笑)。
>パイクマンさんへ
パイクマンさんもきっと同世代ですよね。ちょっと上ですか、ひょっとして(笑)。でも小学生のころにパンク、ニューウエーヴとはなんと早熟な。しかも時代を溯ることまでしてたとは…。恐るべし小学生(笑)。その頃僕はどうしてたんでしょう。サザンオールスターズが好きでよく聴いてました。洋楽なんてたぶん中学生入ってからです。ベストヒットUSAなんて観ながら少しづつ覚えていってましたね。確か。そしてあるとき新しい音楽に興味を失う時が来るんですよね。たぶん。多くの人は。僕は今のところ新しいものに興味ありありですよ。パイクマンさん同様。ジャンルもすごい勢いで枝別れしてますね。今は。だから自分にぴったりのものが見つけにくくなってるような気もするんですよね。大きな柱になるビッグネームがいてその周りに多数の中堅アーティスト、新人アーティストがいてっていうのではなくて、大きな柱なんてそもそもないように思えるんです。好みのアーティストが見つけにくい。だから自分にとってはパイクマンさんのブログはものすごく便利です(笑)。大好きになる確率がものすごく高いから。だからピアノコンクール終わったらまたどしどし更新お願いしますね。

[361] ロックがロックとして成立するのはリアルタイムだと思います。

こんにちわ。
純粋な音楽としてのロックは、時間軸完全無視で良いと思いますが、一つの文化として受け取る場合は絶対にリアルタイムだと思います。
ただ、個人的に影響を受けるというのなら、その人がリアルタイムに聴いた時が、その価値観の基準になる気がします。
「古い方が良い?」「オリジナリティ?」「社会的影響力?」「販売枚数?」「チャート?」そんなものを全てゴミ箱にふち込む事を許されるのがロックだと思います。
たかだか音楽ですから結局は個人の嗜好と価値観の世界だと思います。

[362]

>たかだか音楽ですから結局は個人の嗜好と価値観の世界
---同感。もっと広く言って、レオナルドやらミケランジェロやらだって同じだ、という暴言を。好き嫌いではなく、良い悪いという烙印は、いわばそれを歴史的対象にしてるということです。結局は批評の力に過ぎないのです。しかし、なぜ「名前が知れてる」だけで人は食いつくのだろう?有名であるというお墨付きに安心する。ロックの話じゃないですよ、いわゆる美術愛好家に対する、私の日頃の思いです。

[363] falsoさん、ウヌニコ さんこんにちは。

>falsoさんへ
いやいや言いたいことは全くそのとおり!そういうことが言いたかったんですよ。ロックって他のジャンルの音楽よりも(純粋に音楽としてというより)同時代文化的側面の強いものだと思うんです。だから今ロック聴くなら今のロックを聴くべきだと思うんです。昔のロックはある意味もう既にロックではなくなってるものですからね。
>ウヌニコさんへ
美術界のことはあまりよくわからないですが、ウヌニコさんの言ってることはよくわかります。名前があると(既に評価が定まってるものだと)安心するんですね。自分の感性よりもその安心感を優先してしまう。そういう権威主義的なものから完全に解放されたとき、自分の本当に求めてるものに出会えるのかなって思います。でも難しいことだと思うんです。きっと。

[376] 今のRockは、今の子たちのもの。

こんにちわ。
雨の話題から熱暑の話題が口から出るようになりました。

>だから今ロック聴くなら今のロックを聴くべきだと思うんです。

今のRockに感じるものが無いのです。これは世代の違いからくる感性の違いを私が感じてしまっているからじゃないかと思います。
私にとって、Rockは同年代か、若しくは少し年上のものがシックリいくような気がします。
リアルなロックは、もう私のものでは無いのかもしれません。

[381] そんなことないと思いますよ。

日本でロックは子供向けに紹介されることが多いから今のロックは今の子供達のものに感じることもあるけれど、アメリカとかではいい大人も今のロックを感じてるような気がします。日本もだんだんそんなふうになってきてると思うんですけど気のせいでしょうか。フェスなんかで大人の姿のほうが目立つくらいですよ!

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透き通った深海KEANE ”Under The Iron Sea”

KEANE”Under the Iron Sea”2006年毎日、私のBlog上に登場しますpapini嬢~~彼女が、このアルバム「ラムネのよう」と称していたので・・・暑いですので、私も、即購入でした。しばらくここの所聞いていました・・・う~ん、ジャケからして、ラムネ色だね~で、私

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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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