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『週末のフール』 伊坂幸太郎

終末のフール
『週末のフール』 伊坂幸太郎 (2007.4.31)
 
 ある小惑星が8年後に地球に衝突し世界が終わると宣言されてから3年。政治も経済も社会も人格も極限まで機能が麻痺し発狂した後、ようやく街が平穏な静けさを取り戻した頃...
 仙台郊外のマンション”ヒルズタウン”を舞台にして、年も性別も環境も異なる8人の主人公の非日常的な日常が、無駄を排したシンプルで明るい文体で淡々と描かれる。そんな中、ちょっとしたミステリアスなハプニングが起こり、政治、社会、宗教、マスコミに対するストレートで痛烈な批判が添えられつつ盛り沢山な楽しい仕掛けによってハイライトとなる”ことば”に導かれていく...

 どちらかというと常識的で平凡な主人公(1話の例外を除く)が、どちらかというと(愛すべき)変人の部類に入る人から発せられる(1話の例外を除く)さりげない、しかし強い想いのこもった”ことば”と出逢う時、主人公の考える”生きること”に対する考え方にドラマティックな変化が起こり、そして生きることにささやかではあるが確かな幸福が加わる(1話の例外を除く)。
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プロフィール

gaku69ab

Author:gaku69ab
吉田 学:音楽プロダクション勤務。アーティストマネージメント、A&R、ライブ制作などやってます。1969年5月3日香川県高松生まれ。大学進学時に横浜へ。レコード会社就職時に東京へ。大阪、札幌への転勤、そして転職を経験しながらも、現在までずっと音楽業界にいます。ニールヤングとジョンレノンとアルクーパーとドアーズとビートルズとキンクスとバーズとデレクアンドザドミノスとサイケデリックロックが特に好きですがスタンゲッツやビルエヴァンスやブルーノートやXTCやトーキングヘッズやポールウェスターバーグやダイナソーJRやマシュースウィートやフレーミングリップスやウィルコや斉藤和義も好きです。
<好きなレコード>
THE BEATLES-RUBBER SOUL
THE BEATLES-THE BEATLES
THE BEACH BOYS-SUNFLOWER
AL KOOPER-NAKED SONGS
DEREK AND THE DOMINOS-LAYLA AND ASSOCIATED LOVE SONGS
THE KINKS-SOMETHING ELSE BY THE KINKS
THE BLUES PROJECT-PROJECTIONS
NEIL YOUNG WITH CRAZY HORSE-EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE
NEIL YOUNG-ON THE BEACH
NEIL YOUNG-TONIGHT'S THE NIGHT
XTC-Orange&Lemons
Nirvana-Nevermind
Teenage Fanclub-Bandwagonesque
The Flaming Lips-Hit to Death in the Future Head
Dinasour Jr.-Where You Been
Paul Westerburg-14 Songs

泉谷しげる-Early Time
桑田佳祐-孤独の太陽
斎藤和義-ジレンマ
Cornelius-69/96

<好きな作家・本>
安部公房-ほぼ全部
佐藤正午-ほぼ全部
伊坂幸太郎-ほぼ全部
重松清-疾走
三田誠広-考えるウォークマン
村上春樹-世界の終りとハードボイルドワンダーランド
村上龍-シックスティーナイン
奥田 英朗-サウスバウンド
筒井康隆、三崎亜紀、乙一、中山康樹


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